ベーシックインカムが実現すると不動産市場や賃貸市場はどうなる?

ベーシックインカムが実現すると不動産市場や賃貸市場はどうなる?

ベーシックインカムが実現すると不動産市場や賃貸市場はどうなる?

どうも、なば屋のモノグサ店長です。

世界各国で猛威を振るっている新型コロナウイルス。
この強烈なコロナ禍の中、一時期話題にもなりましたが、「ベーシックインカムの実現」がことさら様々なところで望まれているように感じています。

実際に導入を検討している国や、これまでに実証実験をやってきた国なんかもあり、世界的に非常に注目を浴びているシステムなのですが、今回この記事では、このベーシックインカムが仮に日本で実現したら、不動産市況にはどのような影響が出るのか、ということを考えていきたいと思います。
(フィンランドでは、2017~2018年の2年間、無作為に選んだ2,000名を対象に毎月約7万円を支給するという実証実験をやっていました。詳しく知りたい方は「フィンランド ベーシックインカム」で検索してみて下さい)

先に言っておくと、私個人的には、ベーシックインカム導入には賛成派です。



ベーシックインカムとは

まずは、この「ベーシックインカム(basic income)」について、簡単にご説明します。

ベーシックインカムとは、政府が国民一人ひとりに最低限の所得を保障する制度です。

全ての国民に生きていく上での最低限度の金額を定期的に支給されます。

もし日本で実現する場合、ベーシックインカムの金額は1人あたり7~10万円程度、と言われています。

これだけを聞くと国民にとっては大変魅力的なシステムの様に思えます。

実際には当然、財源の問題が大きく絡んできます。
年金、生活保護、雇用保険などの社会保障は無くさなければ、実現は難しいところでしょう。消費税の更なる増税も必要かもしれません。
こういった財源面での課題や、実現後の社会はどうなるのか、といった部分でSNS上なんかでもよく議論が繰り広げられていますし、賛否両論です。

賛成派としては、「最低限度の生活が保障されることで、本当にやりたい仕事を選択出来る」「社会保障の不公平感が減る」など、逆に反対派としては、「働かない人間が増える」「社会保障で得出来なくなる」などなど・・・。

私個人的には、職業選択の自由が本当の意味で実現することでモチベーションを上げる国民の割合が、その逆の国民の割合よりもかなり高いのではないかと考えています。ですので、国全体としても、総生産が上がって最終的に得するのではないかと考えています。

ベーシックインカム実現のメリットやデメリットについては、もっともっと色々思うところはあるのですが、今回は自重します。
色んな方と意見交換はすごくしたいです!
ですので、もし同じく「意見交換したい」という方は、メールまたは問い合わせフォームにお願いします!笑

ベーシックインカム実現の不動産市場への影響

さて、ここからが本題です。

ベーシックインカムが仮に日本で実現した場合、不動産市場,賃貸市場にはどのような影響が出るのでしょうか?

尚、この記事は私の考察であり、独断と偏見を多分に含んでおりますので、予めご了承下さい。

ここからはベーシックインカム導入後の未来の時系列を予想していきます。

①地方に人が流れる

先に、ベーシックインカムが導入されるとモチベーションを上げる人が増える、ということをお伝えしましたが、一方で「最低限度の保障で細々と地方で暮らす」という層も生まれることは間違いありません。

また、モチベーションを上げる人の中にも「安い土地・家で生活をし、大きな儲けにはならなくても良いから好きなことをしたい」という方々も多く出てくるでしょう。
当然、その中から個人的にも、国や地方にとっても大きな利益を生む人は出てくるとは思いますが。

ですので、まずは土地や家が安くて広い地方に一定割合の人が流れていく、というのが第一段階です。

②地方の地価や不動産価格の上昇

第二段階として、地方の地価や不動産価格の上昇です。

前項で触れた理由から、地方需要は確実に高まります。その流れから、当然の事かと思われます。

一部、今の段階で「安い地方で高い地方の仕事を請け負っている」層、は住処を改める可能性はありますが、ごく一部ですので今回は触れません。

ただし、地方といっても選択肢は数多ありますので、上昇の幅としてはそこまで大きなものではないと考えます。

③都市部の土地・建物の相場が落ち着く

地方へ人が流れた煽りで、今は不動産価格が高い都市部、又は上昇傾向のエリアは、下落傾向へと移行すると考えられます。

④日本全体として

地方の相場はやや上がり、都市部の相場は落ち着く。

日本全体としては、とんでもなく高い一部の都市部が落ち着くことで、全体的にも格差のなだらかな、落ち着いた土地・建物の相場傾向となることが予想されます。
(ちなみに日本の2020年度の最高地価については過去記事で触れていますので、そちらもご参照ください。
「【2020年度版】令和2年度路線価が公表されました。5年連続上昇 https://nabaya-consulting.com/archives/547 」)

結果、ベーシックインカム導入後、こと「住む」という点に着目すると、

日本全体として相場が落ち着いて、住みやすい国になる

と私は予想しています。

賃貸相場を見ても同じことが言えると考えています。

終わりに

ベーシックインカムが導入されると、日本全体の土地・建物の相場が落ち着いて、日本全体として住みやすい国になるだろう、と結論付けました。

先に、私自身はベーシックインカムの導入に賛成であるとお伝えしていますが、導入には課題は素人目に見ても山積みです。

政治としては財源面の問題が最も大きなものです。
この財源面に関しては、様々な業界団体等も絡んできますので、選挙にも目を向けると、今の政治では実現の可能性は限りなくゼロに近いのかなぁ・・・と思っています。

色々思うところはありますが、ここからかなり長くなってしまうので、今回はこの辺で・・・笑
興味のある方は是非お問い合わせください!語りましょう!



Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です