一般管理とサブリースのハイブリッド!滞納サブのススメ

一般管理とサブリースのハイブリッド!滞納サブのススメ

一般管理とサブリースのハイブリッド!滞納サブのススメ

どうも、なば屋のモノグサ店長です。

今回は、一般管理とサブリース(一括借上げ)で迷っているオーナー様に、新たな可能性を一つ提示したいと思います。

賃貸管理のシステムで迷われている場合、恐らくそれぞれの特徴やメリット・デメリットを比較した上でどちらか迷っている「ちゃんと考える賢いオーナー」様かと思います。

せっかくしっかり考えるオーナー様がここを覗いてくれたのであれば、「滞納サブリース(滞納保証)」という、システムについても理解し、選択肢に加えて頂ければと思います。

この滞納サブリース(滞納保証、滞納サブ)は、いわば一般管理とサブリースのハイブリッドの様なシステムなのですが、これからそのシステムについてご説明します。

まずは、一般管理とサブリースの違いを簡単におさらいしましょう。

尚、この記事では一般的なサブリースを以後「空室保証」と記載します。

一般管理と空室保証、それぞれを選ぶ理由

まずは、今迷っている「一般管理(集金代行)」と「空室保証(一括借上げサブリース)」について、それぞれを選択するメリットを見ていきます。

一般管理を選ぶ場合のメリット

①管理手数料の安さ

一番に挙げられるのはここかと思います。自主管理という選択肢を除けば、管理のコストは圧倒的に低く抑えられます。

②入居者選定・募集賃料決定が出来る

これも魅力の一つです。例えば「ペット飼育の入居者専用」や「女性専用」等の物件に対する自分の好きなブランディングが出来ることや、管理会社の出す募集賃料に決定権を持ちます。

空室保証を選ぶメリット

①滞納や空室に対するリスクヘッジ

空室保証を選ぶ一番の魅力がここです。空室や滞納発生時に対する家賃保証があることでリスクを減らします。

②面倒な入居者対応がない

管理会社が入居者に対して貸主となりますので、トラブル等の対応は全て管理会社が行います。

 

これらが、それぞれを選ぶメリットです(裏返すと、それぞれを選ばないデメリットとなります)。

これら2つのシステムの詳しいシステムについては過去記事で紹介していますので、参考にしてください。
「集金代行とサブリース?その違いとそれぞれのメリット・デメリット https://nabaya-consulting.com/archives/417 」

それでは、いよいよ滞納サブについて、次の項目でご説明します。

滞納サブリース(滞納保証)システムとは

滞納サブとは、冒頭でもご説明した通り、一般管理とサブリース(空室保証)のハイブリッドの様なシステムです。

簡単にご説明すると、「一般管理に滞納時の保証がくっついた」様なシステムです。一般的に管理手数料は、一般管理よりもお高めで空室保証よりもお安めな賃料の5~8%で設定されます。

ここで、滞納サブと一般管理の最も大きな違いは、管理会社と入居者の契約形態が「代理方式」ではなく「転貸方式」である、という点です。

一般管理の場合でも、家賃保証会社を使うことで滞納時の保証を付けることは、実は出来ます。
ですが、一般管理を選んだ場合のデメリットの最も大きな部分が、入居者対応やトラブル対応、その備えですから、この「転貸方式である」ということが重要なのです。
こちらも詳しくは「集金代行とサブリース?その違いとそれぞれのメリット・デメリット https://nabaya-consulting.com/archives/417 」をご覧ください。(※代理方式、転貸方式についてもこちらの記事をご覧ください)

この滞納サブの一般的なシステムの概要については、一般管理やサブリースとの比較をした方が分かりやすいと思いますので、簡単ではありますが表にまとめました。

滞納サブと集金代行・空室保証の比較

まとめ

管理システムで迷われているオーナー様へ新たな可能性の提示「滞納サブ」というテーマでお送りしてきましたが、いかがだったでしょうか。

あなたの賃貸経営の選択肢の一つに、この滞納サブを加えてみてはいかがでしょうか?

この滞納サブですが、やはりシステムとしては一般管理や空室保証よりはマイナーで、現状ですとシステムとして取り扱っている管理会社と取り扱っていない管理会社がありますが、比較的、独立系の管理会社が対応可能なケースが多いと感じています。(独立系管理会社についてはこちらをご覧ください 「メーカー系?独立系?サブリース会社の違いと選び方 https://nabaya-consulting.com/archives/439 」)

また、比較表をご覧になって頂きましたが、実際の管理委託契約の折には、礼金の取得の有無・敷金の預かりについて・更新手数料の取り分、等比較しなければいけない部分はまだまだあります。

比較の際や、管理会社へのアイミツ依頼,管理システムの提案の依頼は、ぜひなば屋を頼ってみて下さい。

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